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メルマガの開封率を上げる方法5選!効果的なタイトルの付け方も解説

「メルマガの開封率がなかなか上がらない」と、お困りのマーケティング担当者様もいるのではないでしょうか?メルマガの配信は手軽である反面、多くの人の興味を引くメルマガを制作するのは意外と難しいものです。しかし、開封率が上がらないという悩みは、タイトルや配信のタイミング、内容の工夫によって解決できる場合があります。端的で分かりやすいタイトルや内容を心がけることで、自社サービスの魅力やメッセージが伝わりやすくなり、結果的に読者がサービスを利用するきっかけになるのです。 本記事では、メルマガの開封率を上げる方法や効果的なタイトルの付け方について詳しく解説していきます。

メルマガの開封率とは

メルマガの開封率の図解

メルマガの開封率とは、配信数に対して開封された(メルマガが開かれた)割合のことです。これはKPIを立てる指標になり、以下の式で算出できます。

(開封数÷メール配信数)×100(%)

※メール配信数をメール到達数(メール配信数からメール配信エラー数を引いた数)で計算することもあります。

メルマガは、読んでもらってこそ意味があります。ただ配信回数を増やすのではなく、開封率を上げようと意識することが、読者に対する効果的なアプローチや新規顧客の獲得につながります。

メルマガの平均開封率

メルマガの平均開封率は、当社調べで25%~30%ほどです。しかし、開封率は業界や職種、メルマガの読者層によっても異なるため、ここで示す数値はあくまで目安であることに留意しましょう。

また、高い開封率を目指す視点も大切な一方で、開封率だけを意識することは本質的ではありません。たとえばメールの配信数が多くなると、母数が大きくなる分、開封率は下がりやすくなります。ですが、配信数が多くなれば、開封数自体は増えやすくなります。よって、開封率にとらわれず、メルマガの役割や自社が目指す最終的なゴールを整理したうえで、メルマガのKPIを考えることが重要です。

メルマガのKPIには、開封率(または開封数)のほか、クリック率(またはクリック数)やCV率(またはCV数)などがあります。クリック率やCV率はユーザーの行動喚起として重要性が高いKPIですが、メルマガを開いてもらわないことにはこれらの数値の向上は見込めません。ですから、まずは開封率を上げ、より多くの人にメルマガを読んでもらうことが大切です。

以下で、メルマガの開封率を上げる方法を紹介します。

メルマガの平均開封率

メルマガの開封率を上げる方法5選

メルマガの開封率を上げる効果的な方法は、以下の5つです。

  • 読者の目を引くタイトルにする
  • 開封されやすい曜日や時間帯に配信する
  • 迷惑メールに入らないように対策する
  • 配信リストを見直す
  • セグメントメールにする

以下で1つずつ見ていきましょう。

読者の目を引くタイトルにする

内容が端的かつ具体的に伝わるか、必要に応じて限定性・希少性を知らせるキーワードを使用しているかといった観点が、効果的なタイトルを付けるうえで重要です。

タイトルは読者がメルマガを受け取って最初に目に入る、いわばメルマガの顔です。メルマガの開封率が伸び悩んでいる方は、まずタイトルの改善に取り組んでみるとよいでしょう。

しかし、タイトルを改善して開封率を上げるためにはマーケティング知識やコピーライティングのスキルが必要になります。ターゲットを踏まえてどのような分析をするか、いかに興味を引く言葉に落とし込むかと、なかなか一筋縄ではいきません。読者の目を引くタイトルを付けるための詳細な方法については、後ほど改めて紹介します。

開封されやすい曜日や時間帯に配信する

メルマガが開封されやすいとされる日時は、業界やターゲットによって異なります。たとえば、ビジネスパーソン向けであれば朝・夜の通勤時間帯やお昼休憩後、主婦向けであればお昼時、学生であれば朝・夕の通学時間帯などが有効です。また、夕食後~就寝前の時間帯もメールを確認する可能性が高く効果的といえるでしょう。

また、BtoBサービスの場合は、月曜日を極力避けて配信するようにしましょう。休み明けはさまざまなメールがたまっており、せっかく配信してもメルマガが埋もれてしまう恐れがあるためです。

なお、メルマガはリアルタイムではなく、配信から時間を置いてまとめて確認する人も少なくありません。そのため、配信時間と開封率の関係を精密に分析するのが難しい点に留意が必要です。

迷惑メールに入らないように対策する

迷惑メールに入らないように、以下の3点を確認しましょう。

  • スパムメールと判断されかねないキーワードが含まれていないか
  • 配信頻度は適切か
  • メルマガの内容が読者のニーズに合っているか

せっかく配信しても、迷惑メールに振り分けられてしまっては読んでもらえません。上記の3点を考慮し、過剰な配信を避け、ニーズに沿った有益な内容を提供することが、メルマガの開封率を上げる有効な方法といえます。

配信リストを見直す

使われていないメールアドレスや、長期間メルマガを開封していないと推測される読者は、配信対象から外すことも視野に入れましょう。正確な開封率の計測に影響が出たり、配信し続けることで迷惑メールとして報告されてしまったりする恐れがあるためです。定期的に見直しを行い、配信リストを最新の状態にしておくことが有効です。

セグメントメールにする

セグメントメールとは、ユーザーの属性や嗜好に合わせて配信対象のリストを分け、リストごとに内容を最適化したメールのことです。相手の属性ごとに配信内容を変えることで、各読者のニーズにマッチしたメルマガを配信できるため、開封率が上がります。また、ユーザーのニーズに合わせて配信内容を出し分けるため、開封後のクリック率やCV率も高まる傾向があります。

メルマガの開封率を上げる方法

メルマガの効果的なタイトルの書き方

メルマガの魅力的なタイトルの書き方として挙げられるのは、主に以下の3つです。

  • 冒頭15文字に伝えたい内容を収める
  • 限定性・希少性を伝える言葉を入れる
  • 適度に記号を使い目立たせる

以下で詳しく説明していきます。

また、株式会社ファン・マーケティングでは、KPIの立て方から効果的なタイトルの書き方といった詳細な工程まで、これまでの実績とノウハウを活かしてサポートしています。読者の目に留まるタイトルを付けたいとお考えの企業様は、ぜひご相談ください。

株式会社ファン・マーケティングへのご相談はこちら

冒頭15文字に伝えたい内容を収める

特に伝えたい内容やキーワードは、タイトルの冒頭15文字ほどに左詰めで記載しましょう。タイトルが見切れることなく表示され、なおかつ読者が一目で内容を把握しやすい文字数が約15文字とされています。iPhoneやAndroid、パソコンなどの機種やデバイスによって差はあるものの、基本はこの文字数を目安にするのがおすすめです。限られた文字数で目立たせたいキーワードやメルマガの内容が把握できる具体的な情報を盛り込めば、魅力的なタイトルを付けられるでしょう。

限定性・希少性を伝える言葉を入れる

「今だけ」「○○の方限定」といった限定性・希少性を感じるキーワードをタイトルに盛り込むと、読者の目に留まりやすくなります。数値や、「○○な方向け」といった読者が自分に向けた記事だと認識する単語を使うのも有効です。メルマガでしばしば使われるフレーズの具体例を紹介します。タイトルの改善にぜひお役立てください。

■お得訴求

  • 本日限り○○%OFF!
  • ○月○日までお得!
  • 先着○名様に○○プレゼント

■限定訴求

  • ○○の方限定!
  • 本日限り○○%OFF!
  • 数量限定!

■締切訴求

  • 本日まで!
  • 終了迫る!
  • 残り●日!

記号を使い目立たせる

感嘆符や記号を付けてタイトルを目立たせることで、読者の注意を引くことができ、開封率の向上が期待できます。メルマガではよく以下の記号が使われます。

  • 【 】
  • 《 》
  • \ /

ただし、キーワードよりも記号を優先したり、目立たせたいからと記号を過剰に使用したりすることは避けましょう。悪目立ちしてしまったり、伝えたいキーワードが埋もれてしまったりと逆効果になってしまうことがあります。あくまで読者にとって有益なタイトルを付けることを重視し、適切に記号を取り入れましょう。

タイトルを工夫してもなかなか開封率が上がらない場合は、そもそもの戦略に問題があるかもしれません。また、開封率が上がってもクリック率が悪い場合は、メルマガの内容やデザインに課題がある可能性もあります。その場合はメルマガ制作・運用ができる代行会社に相談するのもおすすめです。

株式会社ファン・マーケティングでは、メルマガの適切な戦略策定から制作、運用まで一貫してご支援します。メルマガのタイトルだけでなく、内容やデザインに関してもお困りの点がある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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メルマガのタイトルの書き方

メルマガ配信のKPIを設定しよう

目的に沿ったメルマガを配信するためには、KPIを設定し、結果を分析して改善をくり返すことが非常に重要です。KPIとは、目標に至るまでの過程の達成度合いを評価する数値のことです。アクションポイントごとにKPIを設定し、都度達成率を確認しながら作業を進めることで、スムーズな目標達成へとつながります。

メルマガ配信で設定するべきKPIは主に以下の3つです。

開封率(開封数)

メルマガが開封された割合(数)

クリック率(クリック数)

メルマガ内のURLがクリックされた割合(数)

CV率(数)

サイトの訪問数に対してCVした割合(数)

簡単にいえば、開封率やクリック率が高いほど、そのタイトルや内容、サービスに読者が興味を示したということです。それぞれのアクションポイントごとにKPIを設定してメルマガの改善を行うことで、より読者の行動に沿ったメルマガ戦略が立てられ、最終的なゴール(購入や問い合わせなど)に近づきます。

また、上記の3つがメインですが、場合によってはメールの到達率(到達数)や配信除外を示すオプトアウト率(オプトアウト数)をKPIとして設定することもあります。KPIの数値が正しく計測できると、どの工程が顧客獲得への障害となっているのかが明確になり、改善の対策が立てやすくなるのも大きなメリットです。

KPIの定義

メルマガ開封率の測定方法

メルマガの開封率を計測する方法には、大きく以下の3つがあります。

  • Google Analyticsを使用する
  • メール配信システムを使用する
  • MAツールを使用する

Google Analyticsを使用する

Googleが無料で提供しているアクセス解析ツール「Google Analytics」を使用すれば、メルマガの開封率を測定することが可能です。ただし、特別な設定が必要な点に注意しましょう。また、Google AnalyticsはWebサイト上の行動データが分かるため、メルマガのコンテンツをクリックした後の分析ができます。

メール配信システムを使用する

メール配信システムを利用すれば、複雑な設定なしにメルマガの開封率を計測できます。メールの一斉送信や自動送信に使われているツールであり、専門知識がなくとも使いやすい設計になっているものが多いのが特徴です。開封率だけでなくクリック率も計測できるのが一般的のため、配信設定から開封率やクリック率の確認まで手軽に行いたい方におすすめです。

MAツールを使用する

MAツールとは「マーケティングオートメーションツール」の略であり、マーケティング活動を自動化・効率化するツールのことです。開封率の計測はもちろん、Webページの閲覧履歴からアプローチを変化させる1to1マーケティングや、反応によって分岐させるシナリオメールなど、前で紹介したメール配信システムより高度な施策ができます。ただし、MAツールの選定や導入、運用はマーケティングの専門知識が必要になるため、プロに相談しましょう。

上記3つのなかから、自身の目的や扱いやすさを考慮してツールを選びましょう。ただし、使用しているメール形式がテキストメールの場合は、ツールを使っても開封率が計測できないため注意が必要です。

よくある質問

ここからはメルマガの開封率について、よくある質問を紹介します。

開封率はどれくらいが理想ですか?

メルマガの開封率の平均は25%~30%ほどです。メルマガの開封率は業界や配信数によって大きく異なるため、平均値や理想の開封率などを過度に意識する必要はありません。あくまで参考値として認識しましょう。自社がターゲットとする業界・職種の開封率や、ふさわしいKPIの立て方が分からないという場合は、代行会社に依頼してみるのも方法の1つです。

開封率が低いときの原因は何ですか?

メルマガの開封率が低いときは、タイトルや配信日時に原因があることも多いです。そのほか開封率が低いときは、以下の点に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

  • ニーズやターゲットの分析不足
  • 文章中に誤字脱字や不適切な表現がある

メルマガ配信の問題を改善する際は、まず訴求したいサービス内容やターゲットの属性を整理したり、校正ツールを活用して文章を複数回見直したりするとよいでしょう。

なお、タイトルや配信日時は比較的改善しやすいものです。しかし、分析や校正は、個人や自社での対策が難しいこともあります。適切な分析や表現でお困りの方は、メルマガの制作・運用を行っている代行会社に依頼しましょう。代行会社であれば、メルマガに特化したプロの知見をもとにターゲットや過去の配信結果の分析を行い、より魅力的な件名の制作が可能です。

株式会社ファン・マーケティングは、メールマーケティングの戦略設計から制作まで一気通貫でお任せいただけます。メール施策に課題を感じている企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

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開封率の求め方は?

メルマガの開封率は、計測ツールを活用したり、以下の計算式を活用したりすることで調べられます。

(開封数÷メール配信数)×100(%)

たとえば、1,000件メールを送り、そのうち150人が開封した場合、メルマガの開封率は15%です。現在の開封率がどれくらいであるのかを確認し、メルマガの改善に役立てましょう。

メルマガ代行会社の選び方は?

メルマガの代行会社を選ぶ際は、以下の観点から判断するとよいでしょう。

  • 必要に応じて工程の一部から依頼できるか
  • 品質や個人情報の管理がしっかりしているか
  • 分析・改善まで一貫して行えるか
  • メルマガ以外のサービスも充実しているか

サービスの品質への納得感はもちろんのこと、自社のメルマガの改善点に合わせて柔軟に対応してもらえるかをチェックしましょう。また、メルマガ以外のサービスも充実している会社であれば、メルマガと掛け合わせてよりサービス訴求に効果的な打ち手を提案することも可能です。

株式会社ファン・マーケティングでは、企業様の目的やご予算に合わせてメルマガの戦略設計から分析・改善までをサポートします。メルマガ以外の打ち手も豊富なため、メルマガと組み合わせて最大の成果を引き出すことが可能です。ぜひご相談ください。

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メルマガの開封率が上がらずお困りの方は株式会社ファン・マーケティングに相談を!

メルマガの目的はただ配信することではなく、読者に開封して目を通してもらい、サービスの内容に興味を持ってもらうことです。より多くの顧客を獲得するために、紹介したポイントを押さえて読者にとって有益なメルマガを制作・配信しましょう。

ただ、メルマガを改善してすぐに開封率を上げることは難しいものです。少しでも不安がある場合には、代行会社にメルマガの制作・運用を依頼することがおすすめです。プロに依頼することでより高い開封率を狙えるようになるだけでなく、少ない手間で効果的な内容のメルマガを配信でき、安定した顧客獲得が見込めるでしょう。

株式会社ファン・マーケティングには、マーケティング全般の知見と、これまでに培ったノウハウがあります。お客様に適したプランを提案し、メルマガの戦略設計から制作、運用までを一貫してサポートします。メルマガの開封率に悩む企業様や、メルマガに興味があるマーケティング担当者様は、ぜひ一度株式会社ファン・マーケティングにご相談ください。

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