診断コンテンツ

診断コンテンツの種類を解説!自社にぴったりな選び方

診断コンテンツは、作成方法や型、ロジックの種類が豊富です。適切にそれぞれを組み合わせることで、幅広い商材に柔軟に対応できます。組み合わせ方次第で、オリジナリティが高い世界に1つの診断コンテンツが作れるでしょう。診断コンテンツの種類について、1つずつ紹介します。

この記事に向いている人
  • 診断コンテンツの種類について知りたい方
  • 診断コンテンツ制作を考えている企業様
  • 診断コンテンツの制作イメージをつかみたい企業様

診断コンテンツは種類が豊富!

診断コンテンツとは、企業からの質問にユーザーが回答して診断結果を導く参加型Webコンテンツです。診断コンテンツの種類と一口にいっても、作成方法の種類や型の種類、ロジックの種類など、指す内容はさまざまにあります。診断コンテンツを作る際は、豊富にある種類のなかから、自社の商品・サービスにぴったりなものを組み合わせていき、唯一無二のコンテンツを制作します。

診断コンテンツの種類

診断コンテンツの種類|作り方

診断コンテンツの作り方は、ツールとスクラッチ型の大きく2種類です。ツールとスクラッチ型は、特徴はもちろん、どちらを選ぶかによって向いている施策や費用なども異なってくるため、しっかりと違いを押さえておきましょう。それぞれの種類について、詳しく説明します。

  • ツール
  • スクラッチ型

まずツールとは、あらかじめ決まっている型を活用して診断コンテンツを制作する方法です。型に当てはめていくため、比較的簡単に診断コンテンツが作れます。ただし、ロジックやデザインなどを柔軟に組み合わせる設計はできないため、自社ならではの診断コンテンツを作りたい場合には注意が必要です。また、初期費用は安いですが月額料がかかるため、短期的な施策を行う場合に向いている種類といえます。

次に、スクラッチ型とは、型にとらわれず一からオリジナルの診断コンテンツが制作できる方法です。訴求したいターゲットや目的に合わせて、柔軟に診断コンテンツを制作できます。たとえば、キャラクターを制作して登場させたり、ロジックの組み合わせや細部のデザインに徹底的にこだわったりすることが可能です。自社の色を出した診断コンテンツを制作したい企業様に、ぴったりな作り方の種類といえるでしょう。基本初期費用のみで月額料がかからないため、長期的に設置して施策を行う場合に向いています。

比較項目

特徴

費用

向いているケース

ツール

・あらかじめ決まっている型を利用して制作する

・比較的簡単に診断コンテンツが作れる

毎月一定の費用がかかる

・短期的な施策

・低コストで実施したい

・自社にノウハウがある

スクラッチ型

・一からオリジナルの診断コンテンツが作れる

・ロジックやデザインなど柔軟に制作が可能

・他社と差別化した診断コンテンツが制作できる

初期費用のみかかる

・長期的な施策

・オリジナリティを追求し、こだわりたい

・プロの知見を借りたい

診断コンテンツの種類|型

診断コンテンツの主な型は、大きく6種類です。ターゲットや目的に合わせて、多様な形式で展開できます。特徴を押さえ、オリジナリティが高い診断コンテンツを作る際の参考にしましょう。

  • まじめ系
  • クイズ・検定
  • スロット・くじ
  • ゲーム風
  • 占い
  • オモシロ系

以下で詳しく説明します。

まじめ系の診断コンテンツは、専門家や客観的なデータを活用し制作する種類です。質問・回答を通して、商品・サービスの情報や魅力を的確に伝達できます。提供する商品・サービスの種類が多い場合でも、ユーザーにぴったりなものを適切にレコメンドできる効果を持っています。

クイズ検定の型は、診断の機能を活用し、質問・回答を通してユーザーの理解度を測定できるのが特徴です。回答を通して、商品・サービスへのユーザーの理解度を測ったり、認知度を高め啓蒙したりできます。回答に現在のユーザーの理解度・認知度が表れるため、データを収集・蓄積すれば次の企画に活かせるのもメリットです。

スロット・くじは、ユーザーが選択肢を選ぶと当たり・はずれが表示される種類の診断コンテンツです。作りがシンプルで、比較的制作しやすい特徴があります。気軽に診断できるため、ポイントシステムを組み合わせればユーザーの能動的・継続的な来訪の促進も可能です。

ゲーム風の診断コンテンツは、ドットデザインを用いたRPG風の診断で、ゲームをプレイするような感覚で診断できるのが魅力です。ユーザーがゲームをプレイする感覚で楽しみながら診断できるため、途中離脱を防ぐ効果も期待できます。

占いも、診断に落とし込むと面白い診断コンテンツの種類です。専門知識を必要とする分野のため、基本的に専門家を起用して作成します。占い自体が興味を引きやすいコンテンツのため、集客効果やサイトへの来訪促進効果があります。

オモシロ系は、企業様独自の質問やキャラクターを作成して盛り込んだ種類です。他社と差別化された魅力的な診断コンテンツを制作しやすく、話題性が見込めます。SNSで積極的に発信すれば、集客やシェア促進も期待できるでしょう。診断コンテンツにおける型の種類を以下一覧表にまとめたので、参考にしてください。

また、紹介した6種類の型はあくまで一例であり、実際のスクラッチ制作では施策の目的やサービスの特徴・世界観によって、一から完全オリジナルで作成します。

比較項目 

特徴

まじめ系

・専門家や客観的なデータを活用し作る診断コンテンツ

・質問・回答を通して商品・サービスの情報や魅力を適切に伝えられる

・商品・サービスの種類が多い場合でも、ユーザーにぴったりなものを適切にレコメンドできる

クイズ・検定

・診断の機能を活用したクイズ・検定

・質問・回答を通してユーザーの理解度を測定できる

・認知度を高めブランドや商品・サービスを啓蒙することも可能

スロット・くじ

・ユーザーが選択肢を選ぶと当たり・はずれが表示される形式

・作りがシンプル

・ポイントやインセンティブと組み合わせれば、ユーザーの能動的・継続的な来訪を促すことも可能

ゲーム風

・ゲーム感覚で診断が可能

・ユーザーが楽しみながら診断できるため、途中離脱を防ぐ効果も期待できる

占い

・診断コンテンツの仕組みを活用した占い

・占い師に監修してもらうことで納得度を高める

・自分の現状や未来に興味がある人が多いため、人気が出やすく、集客効果が期待できる

・メルマガやSNSで発信すれば、占いの集客力と魅力を活かし、サイトへの来訪を促すことが可能

オモシロ系

・独自の質問やキャラクターを用いた診断コンテンツ

・他社と差別化が図りやすく独自性の高い診断コンテンツが制作できるため、話題性がある

・SNSで適切に発信すれば、集客やシェア拡大効果もある

診断コンテンツの種類|ロジック

診断コンテンツのロジックには、大きく3種類あります。

  • 得点型
  • フローチャート型(分岐型)
  • 得点と分岐の掛け算型

1つずつ解説します。

診断コンテンツのロジックの種類の1つは、得点型です。ユーザーの回答に対応してポイントを計算し、合計得点数に応じて診断結果を導きます。結果を導く指標が1つのシンプルなロジックのため、テストやクイズ形式の診断コンテンツを作る際に向いています。

フローチャート型(分岐型)は、設問一つひとつに分岐があり、ユーザーの選択で次の設問と結果が変わる形式です。ユーザーの回答に沿って診断が展開されるため、よりユーザーの好みに合わせた訴求がしやすい特徴があります。

診断コンテンツを一から作る場合、得点型と分岐型を掛け合わせることも可能です。たとえば、3問目まで加点式で、その時点のスコアで分岐していくといったように、より柔軟に回答を導くことができます。以下に、診断コンテンツのロジックをまとめた一覧表を記載します。

得点型

・ユーザーの回答に対応してポイントを計算し、合計得点数に応じて診断結果を導くロジックタイプ

・基本は足し算・引き算が用いられる

・結果を導く指標が1つのシンプルなロジックのため、テストやクイズなどの型をもとにした診断コンテンツを作る際に向いている

フローチャート型

(分岐型)

・設問一つひとつに分岐があり、ユーザーの選択で次の設問と結果が変わる

・ユーザーの回答に沿って診断が展開されるため、よりユーザーの好みに合わせて商品・サービスを訴求しやすい特徴がある

得点と分岐の掛け算型

・得点型と分岐型を掛け合わせた形式

・組み合わせ方によって、より柔軟に回答を導き、商品・サービスを訴求することが可能

・ロジック面でオリジナリティや新鮮さを演出できる

診断コンテンツの種類|制作会社

診断コンテンツを制作する会社にも種類があります。主に以下の2種類です。

  • 診断コンテンツ制作会社
  • Webマーケティング支援会社

診断コンテンツ制作会社とは、診断コンテンツを専門に制作する、または診断コンテンツ制作ツールを提供する会社のことです。診断コンテンツに特化しているため、豊富なノウハウを持っている点が特徴です。

Webマーケティング支援会社は、Webマーケティングにかかわる施策全般を支援する会社です。診断コンテンツに限らず、Webマーケティング全体の戦略設計やWeb広告、SNS、コンテンツSEO、Webサイト制作など、幅広い知見を持っています。そのため、診断コンテンツにほかの施策を掛け合わせた提案が可能です。

会社によって特徴や得意とすることは異なるため、自社の理想とする診断コンテンツを制作できる会社を見極めて依頼しましょう。

なお、株式会社ファン・マーケティングは、Webマーケティング全般の制作を得意とする会社であり、診断コンテンツ制作のノウハウも豊富にあります。コンテンツ制作ができるだけでなく、施策を検討・運用していくためのマーケティング知識も持っているため、制作から運用、リリース後の分析改善まで一貫してサポート可能です。

診断コンテンツを制作する際は、丁寧なヒアリングを通して、担当者が企業様に合わせたオリジナリティの高い診断コンテンツを提案します。ご希望によって、動画やマンガコンテンツなどほかの施策と組み合わせることも可能です。

診断コンテンツ制作の依頼をご検討中の企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

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診断コンテンツ制作会社

・通常のコンテンツ会社とは異なり、診断コンテンツを専門に制作する会社

・診断コンテンツに関する豊富なノウハウを活かして制作してくれる

Webマーケティング支援会社

・Webマーケティングにかかわる施策全般を支援する会社

・Webマーケティングの知識を用いて、診断コンテンツにほかの施策を掛け合わせた提案が可能

株式会社ファン・マーケティング

・Webマーケティング全般の制作を得意とし、診断コンテンツ制作のノウハウも豊富

・マーケティング知識も持っているため、制作から運用、リリース後の分析改善まで社内で一貫してサポートできる

・診断コンテンツに、動画やマンガコンテンツなどほかの施策を組み合わせた提案も可能

自社にぴったりな診断コンテンツを制作するには?

自社にぴったりな診断コンテンツを制作するためには、以下の2点を意識することが重要です。

  • まずは制作会社に相談する
  • 一から企画を提案、制作してくれる制作会社を見極める

詳しく説明します。

まずは制作会社に相談する

診断コンテンツをマーケティング施策として検討する場合は、まず制作会社に相談してみましょう。診断コンテンツの制作は一見簡単に見えますが、納得感があり独自性の高い診断コンテンツを制作するのは、案外難しいといえます。診断コンテンツは、制作時に商材の向き不向きがなく柔軟に対応できることが特徴です。そのため、かえって型やロジックの種類、デザインを一つひとつ適切に選択するのが大変になるのです。

診断コンテンツを作りたいが初めてでどうしたらよいか分からない、イメージが湧かないといった企業様は、まずは制作会社に相談してみましょう。些細なことでも相談できる関係を築ければ、理想の診断コンテンツを制作できる可能性が高まります。

一から企画を提案、制作してくれる制作会社を見極める

企業様に合わせ一から企画を提案、制作してくれる会社を見極めることも重要です。ユーザーに「やりたい」と思ってもらえる診断コンテンツを制作するためには、自社ならではの特徴やオリジナリティを盛り込むことが欠かせません。型にとらわれず、共に理想の診断コンテンツを作り上げてくれる会社を選びましょう。些細なことでも親身になって相談に乗ってくれるか、制作の過程で知識や技術に偏りがないかといった点が、見極める際の主な観点です。実際の問い合わせや実績から判断できます。

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診断コンテンツについて話す企業と担当者

診断コンテンツの事例2種類

診断コンテンツの事例を大きく2種類紹介します。ぜひ診断コンテンツ導入の参考にしてください。

性格診断

人気な診断コンテンツの種類としては、まず性格診断が挙げられます。性格診断は、あらゆる商品・サービスの診断に応用可能です。性格診断をしてユーザーの特性・傾向を導き出せば、向いている職業やおすすめの資格、香りなど、さまざまな商品・サービスのレコメンドへとつなげることができます。自分の性格特性を知りたいと考える人は多いため、診断コンテンツの土台として取り入れやすい診断といえるでしょう。

ただし、性格診断はさまざまな企業が実施しているため、自社の特徴と掛け算して独自性を出したり、新規性のある企画にするのがポイントです。

顔タイプ診断

顔タイプを診断することで、ユーザーに合う商品をレコメンドする診断コンテンツの種類です。導き出した顔タイプをもとに、似合うファッションや髪型などを診断できます。主に女性にターゲットをおいた商品・サービスに取り入れやすい診断です。

診断コンテンツの事例と男女

よくある質問

診断コンテンツや種類に関して、よくある質問を紹介します。

診断コンテンツは有料と無料どっちがいい?

診断コンテンツは、有料で制作するのをおすすめします。診断コンテンツにはツールやスクラッチ型といった種類のほかに、非常に簡易的に無料で作成できるものもあります。ただし、無料で作れる診断はあらかじめ型が決まっているため、他社との差別化が難しく、似通った内容や見た目になってしまいがちです。診断コンテンツを本格的にマーケティング施策として活用していきたい、商品・サービスの訴求につなげたいという場合は、制作会社を通すと、納得度の高い診断コンテンツが作れます。

無料と有料の診断コンテンツの違い

診断コンテンツの効果とは?

診断コンテンツには、ユーザーに商品・サービスを認知拡大できる、ブランドへの愛着を創出するといった効果があります。診断コンテンツのメリットとデメリット、効果について押さえ、マーケティングに有効に活用しましょう。

診断コンテンツの種類の相談・提案は株式会社ファン・マーケティング!

診断コンテンツには作り方や型、ロジックなど、それぞれに種類があります。適切に組み合わせれば、商材を問わず、ユーザーの目を引く魅力的な診断コンテンツの制作が可能です。それぞれの種類の特徴をしっかり押さえておき、診断コンテンツを制作する際の参考にしましょう。

株式会社ファン・マーケティングにご依頼いただけば、企業様の考える目的やターゲットに合わせ、一からぴったりな診断コンテンツを制作いたします。企画から制作、分析の細部に至るまで徹底的にこだわり抜き、満足度の高いコンテンツを提供可能です。企業様のご希望に合わせて、制作の一部分のみのご依頼にも対応しています。

診断コンテンツの導入をお考えの企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。

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執筆者のプロフィール​

平山 香月 (ひらやま かづき) ライター

株式会社ファン・マーケティングのSEOライターとして、オウンドメディアのSEOコンテンツ制作に従事。不動産・金融関係の執筆にも携わっている。トレンドを意識した執筆が得意。

https://f-marketing.jp/

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