診断コンテンツの成功事例12選！人気な理由の共通点は？

【一覧表】診断コンテンツの事例12選を比較

診断コンテンツの成功事例をまとめた一覧表を以下に記載します。ぜひ参考にしてください。

診断コンテンツのメリット・効果

診断コンテンツとは、企業からの問いにユーザーが回答を繰り返すユーザー参加型のWebコンテンツです。診断コンテンツは、うまくマーケティングに活用すれば、下記のような幅広い効果があります。

• 商品やサービスの認知拡大
• 商品やサービスの理解が深まる
• ブランドへの愛着醸成
• エンゲージメントの向上
• CVR向上

特に、ユーザーが回答を繰り返すプロセスを通してエンゲージメントを高められます。また、結果ページでは「あなたにおすすめ」というコミュニケーションを取ることで、CVR向上も見込めます。

ただし、幅広い効果を見込める分、目的を明確に定め、目的を達成できる企画を設計することが重要です。

診断コンテンツの成功事例12選

診断コンテンツの12個の成功事例について、分かりやすく紹介します。

• ポケモン自己分析（株式会社ポケモンセンター）
• わたしにピッタリな香りを診断 香り診断（ライオン株式会社）
• うまい棒の日を守れ！地球防衛プロジェクト（株式会社やおきん）
• キャリタスQUEST（株式会社キャリタス）
• 親子でHAPPY 勉強タイプ診断（株式会社ベネッセコーポレーション）
• フジの母の日ギフト診断（株式会社フジ）
• ビジネスタイプ診断（Sansan株式会社）
• 家計カルテ診断（株式会社ファームボンド様）
• おすすめのキャラとポテトサラダがわかる！ポテサラ診断（デリア食品株式会社様）
• 指輪ブランド「MOR（モア）」のパーソナリティ診断（有限会社ソラ様）
• クリエイティブ力診断（アドビ株式会社様）
• フォントのわたし診断（アドビ株式会社様）

以下で詳しく説明します。

ポケモン自己分析（株式会社ポケモンセンター）｜人材採用

株式会社ポケモンセンターは、「そんなキミにきめた！プロジェクト」において「ポケモン自己分析」という診断コンテンツをリリースしました。診断を通して性格を分析し、性格傾向や人材の多様性をポケモンにたとえて紹介してくれます。採用活動を強化するために設置され、会社の認知拡大や、採用方針のアピール、採用応募者を増やすといった効果があることが特徴です。老若男女に人気なポケモンを診断に活用した、話題性も十分な診断コンテンツの成功事例といえます。

出典：https://recruit.pokemon.co.jp/pokemoncenter/special/

わたしにピッタリな香りを診断　香り診断 （ライオン株式会社）｜美容・ヘルスケア

「わたしにピッタリな香りを診断　香り診断」は、ユーザーにおすすめの香りを紹介してくれる診断コンテンツの成功事例です。性格傾向や今の気分をもとにしたおすすめの香りを診断し教えてくれます。柔軟剤といった日用品を選ぶ際に役立てられるため、自社の商品をダイレクトに訴求する効果がある診断コンテンツです。

うまい棒の日を守れ！地球防衛プロジェクト（株式会社やおきん）｜食品

株式会社やおきんの「うまい棒の日を守れ！地球防衛プロジェクト」は、「うまい棒の日」の周知や自社商品の認知拡大、ファンサイトへの誘導など、複数の目的において効果的な診断コンテンツの成功例といえます。隕石から地球を守るため、診断によって分けられたチームでミッションに参加するというゲーム性の強い内容で、楽しさや話題性に優れています。最後は、ファンサイトに登録しバッジを手に入れることで、プレゼントの抽選に応募できる企画が用意されているのも魅力です。

出典：https://www.yaokinfan.club/bouei

キャリタスQUEST（株式会社キャリタス）｜就活

キャリタス就活が提供する「キャリタスQUEST」も、人気の診断コンテンツ事例の1つです。回答したユーザーの性格を100種類以上のRPG風のキャラクターに分類し、性格傾向や強みを教えてくれます。就活における自己分析に役立つ内容で、自社サービスや会員登録への誘導も自然な診断コンテンツ事例です。

出典：https://quest.career-tasu.jp/

親子でHAPPY 勉強タイプ診断（株式会社ベネッセコーポレーション）｜教育

教育業界で注目の診断コンテンツは、株式会社ベネッセコーポレーションがリリースした「親子でHAPPY 勉強タイプ診断」です。小学生の子どもを持つ親向けに、子どもの性格傾向やぴったりな勉強のサポート方法を教えてくれます。昔話のキャラクターにたとえたポップな絵柄で、ユーザーが楽しく診断できます。会社の認知拡大だけでなく、勉強講座や教材への誘導も目的としている診断コンテンツです。

フジの母の日ギフト診断（株式会社フジ）｜小売

小売業の企業である株式会社フジがリリースしたのが、「フジの母の日ギフト診断」です。質問に回答することでお母さんの好み・タイプをファッションやスイーツなどの5つに分類し、それぞれに適したギフトをレコメンドしてくれます。毎年母の日に何を送ろうか、喜んでもらえるプレゼントは何か悩んでいるユーザーに対して手助けをすると同時に、ギフト選びの楽しさも伝える内容となっています。

商品やブランドの訴求だけを目的とするのではなく、誰かを思ってギフトを選ぶ行動自体に意味があるというメッセージ性が込められた診断コンテンツです。

出典：https://cbpesu.metabadgenft.com/diagnosis/top?id=6000048

ビジネスタイプ診断（Sansan株式会社）｜ビジネス

「ビジネスタイプ診断」は、名刺管理アプリ「Eight」10周年の企画としてリリースされました。回答したユーザーの仕事に対する価値観や将来像を詳しく教えてくれます。仕事と私生活の優先順位、働き方など、回答していくごとに自分では気付かなかった自身の傾向が洗い出されていく内容の診断コンテンツになっています。

出典：https://materials.8card.net/product/tenth-anniversary/business-type/

家計カルテ診断（株式会社ファームボンド様）｜投資教育【自社事例】

「家計カルテ診断」は、「出会ったすべての人の可能性を広げる」をミッションとして掲げる株式会社ファームボンド様。まだ投資を始めていない潜在層をターゲットに、家計状況と性格タイプを診断する「家計カルテ診断」の企画制作をご支援しました。家計やお金、ひいては投資の自分ゴト化を促すのが狙いです。

戦略や企画はもちろん、ユーザーが親しみやすさを感じられるようなキャラクター設計まで総合的にご支援しました。

事例詳細：https://f-marketing.jp/works/29/

おすすめのキャラとポテトサラダがわかる！ポテサラ診断（デリア食品株式会社様）｜食品【自社事例】

デリア食品株式会社様の「おすすめのキャラとポテトサラダがわかる！ポテサラ診断」をご支援しました。日本人にとってなじみ深い一品だからこそ差別化が難しいポテトサラダにおいて、指名買いされるブランドを目指す取り組みの1つとしてリリースされました。ライフスタイルや嗜好に関するカジュアルな質問によってタイプ診断を行い、それぞれの性格に合う商品を提案しています。

売り場の店頭POPや商品パッケージから診断コンテンツにアクセスできるよう導線も工夫し、ブランドへの親しみの醸成や認知拡大の後押しを行いました。

事例詳細：https://f-marketing.jp/works/33/

指輪ブランド「MOR（モア）」のパーソナリティ診断（有限会社ソラ様）｜ジュエリー【自社事例】

新規事業である自分のための指輪ブランド「MOR（モア）」の中核となるパーソナリティ診断の企画設計をご支援しました。企業様が大切にしている「自然・地球・宇宙とのつながり」を診断に取り入れ、性格・外見診断から導き出される256通りのなかからユーザーに合った指輪を提案する内容となっています。

企業様がこれまでに創り上げてきた世界観を崩さずにファン見込み層へのアプローチも叶える診断コンテンツです。

事例詳細：https://f-marketing.jp/works/20/

クリエイティブ力診断（アドビ株式会社様）｜ソフトウェア【自社事例】

「クリエイティブ力診断」は、新年に新しいことにチャレンジしようとしている人に向けてリリースされた診断コンテンツです。ユーザーのなかの潜在的なクリエイティブ力と、向いているクリエイティブ活動を診断し、おすすめのアドビ製品をレコメンドする内容になっています。

新年に合わせて干支を取り入れ、ユーザーの目を引くデザインを制作したことでシェアが拡大し、Adobe Creative Cloudの認知訴求につながりました。

事例詳細：https://f-marketing.jp/works/01/

フォントのわたし診断（アドビ株式会社様）｜ソフトウェア【自社事例】

アドビ株式会社様がリリースしたもう1つの診断コンテンツの事例を紹介します。「フォントの日」を盛り上げる企画「フォントのわたし診断」です。第1弾の「クリエイティブ力診断」とはターゲットを変え、Adobe Creative Cloudユーザーに対して、使用できるフォントの認知拡大とアクティブユーザーの増加を狙う目的で制作しました。

フォントを擬人化したキャラクターを用いることで、あくまでも主役は「フォント」であることを強調した、オリジナリティのある診断コンテンツの事例です。

事例詳細：https://f-marketing.jp/works/02/

人気な診断コンテンツ事例の共通点

診断コンテンツ事例のなかでも人気なものは、他社との差別化がうまく、対象とするユーザーや伝えたいメッセージが明確である場合がほとんどです。人気な診断コンテンツの事例の共通点を紹介します。

• オリジナリティがある
• ターゲットが明確

順番に見ていきましょう。

オリジナリティがある

紹介した診断コンテンツの成功事例に共通している点は、どれもオリジナリティがあるということです。設問内容やストーリー性はもちろん、自社を象徴する色を使い、訴求したい商品・サービスに合ったデザインで診断コンテンツを制作しているのがポイントです。診断が流行っている今、内容やデザインにこだわれば、他社と差別化されたオリジナリティのある診断コンテンツが制作できます。自社ならではの診断コンテンツをリリースできれば、より多くの人に興味を持って触れてもらえるでしょう。

ターゲットが明確

ターゲットが明確であるのも、診断コンテンツの成功事例に共通している点であると考えられます。どの診断コンテンツも、就活をする学生や、子どもの勉強のサポート方法に悩んでいる人というように、誰に向けた診断なのかが明確です。ターゲットを絞ると、ユーザーに寄り添った内容が提供できるため、結果、診断コンテンツの納得度が高まると考えられます。

しかし、診断コンテンツを制作する際、適切にターゲットを定め、オリジナリティのある内容で一から制作するのは簡単ではありません。不安がある場合は、技術を持ち、制作ノウハウが豊富な診断コンテンツ制作会社に制作を依頼しましょう。

株式会社ファン・マーケティングでは、人材・美容・住宅機器・保険・エンタメなど、さまざまな分野でオリジナリティのある診断コンテンツの制作に対応しています。ぜひご相談ください。

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診断コンテンツの失敗例

診断コンテンツは導入しやすい施策ではありますが、作った内容によっては認知拡大や訴求につながらず失敗してしまう可能性があります。診断コンテンツの失敗例のパターンを押さえておきましょう。例を2つ紹介します。

• ユーザーに診断してもらえない
• 狙った成果が出ない

順番に見ていきましょう。

ユーザーに診断してもらえない

診断コンテンツの失敗例としては、診断コンテンツを作ったものの、ユーザーに診断してもらえないという事例が挙げられます。診断コンテンツは、導入自体は決して難しいものではありません。しかし、ユーザーに存在を知ってもらい、診断してもらって初めて効果が出るものです。

リリースしても単体ではリーチする方法がないため、診断コンテンツを導入する際は、来訪を促すための施策を併せて打つとよいでしょう。広告を打ったり、キャンペーン企画でSNSでの拡散性を高めたり、サイトからの動線を引いたりと、診断コンテンツへと誘導する施策は複数あります。一緒に検討しましょう。

狙った成果が出ない

狙った成果が出ないのも、診断コンテンツの失敗例の1つです。CVが達成できない、認知目的だったのに拡散してもらえない、商品・サービスの訴求がうまくいかないなど、パターンはさまざまです。

狙った成果を出すには、目的と企画、クリエイティブの一貫性が重要です。たとえば、「就活中の学生に、就活サービスを知ってもらう」という認知が目的なら、学生の目を引くキャッチーなコピーやデザインを制作するといったように、友だちに拡散したくなるような企画の工夫が必要です。狙った成果を出せる診断コンテンツを作れるか不安な場合は、実績の豊富な診断コンテンツ制作会社に依頼するのがおすすめです。

診断コンテンツ制作なら株式会社ファン・マーケティング！

診断コンテンツの成功事例には、内容やデザインにオリジナリティがあるという共通点があります。自社ならではの診断コンテンツを制作したいときは、型が決まっているツールではなく、一からコンテンツを制作していくスクラッチ型で制作するのがおすすめです。

また、診断コンテンツ制作には、デザイン力や開発技術、ロジックや企画を組むマーケティング知識が必要不可欠です。オリジナリティがあり、専門的知識を最大限活用した診断コンテンツを制作したい場合は、診断コンテンツ制作会社に依頼しましょう。企画のヒアリングからリリース後の分析まで、一気通貫でサポートしてくれます。

株式会社ファン・マーケティングでは、マーケティングの豊富なノウハウとクリエイティブ力を活かし、その企業様ならではの診断コンテンツを制作します。他社とは違うオリジナリティのある診断コンテンツが制作したい企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

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