Webマーケティングの外注費用相場・サービス範囲・外注先の選び方

インターネットやSNSの普及に伴い、Webマーケティングの重要性が高まっています。一方で、Webマーケティングは多くのノウハウとリソースが必要であるため、リソース不足で困っていたり、成果が出ずに悩んでいたりする企業も増えています。そこで今回の記事では、主なWebマーケティング施策を外注する場合の費用相場やサービス内容、メリット、外注先の選び方について解説します。
- Webマーケティングの外注を検討している企業様
- Webマーケティング施策を社内で進めるも成果が出ずに悩んでいる企業様
- Webマーケティングに取り組むリソースが不足している企業様
Webマーケティングの外注費用相場
前提として、Webマーケティングの外注費用相場は一概にいえません。なぜなら、Webマーケティングを外注する場合、どんな施策を外注するか、どの範囲まで外注するかなどによって費用が大きく変動するからです。外注費用について知りたい方は、実際に外注先候補の企業に問い合わせて見積りを出してもらうのがおすすめです。
とはいえ、Webマーケティングの外注を検討するにあたり、費用は気になるポイントですよね。下記では、Webマーケティングを外注する際の費用相場をざっくり一覧表にまとめました。
【簡易版】Webマーケティングの外注費用相場
施策 | 相場 | 相場を左右する主な要素 |
---|---|---|
Webマーケティングコンサル | 10万円~100万円 | コンサルティングの対象範囲、担当コンサルタントのスキルセット、コンサルティングの期間など |
コンテンツSEO戦略設計 | 10万円~50万円 | 戦略策定期間、ボリュームなど |
コンテンツSEO記事制作 | 3万円~30万円/1記事 | 専門性の高さ、制作工程、文字数など |
SNS運用 | 10万円~50万円/月 | レポートの頻度、投稿数、企画の独自性、デザイン性の高さなど |
Web広告 | 広告費用+手数料20~25% | レポートの頻度、媒体数など |
メールマーケティング戦略設計 | 10万円~200万円 | 戦略策定期間、配信ボリュームなど |
メール制作 | 2.5万円~30万円 | メール形式(テキストメール、HTMLメール)、デザイン性の高さなど |
MA運用 | 10万円~50万円/月 (ツール費用は含まない) | レポートの頻度、運用範囲など |
ユーザーコミュニティ運用 | 10万円~50万円/月 (ツール費用は含まない) | レポートの頻度、運用範囲など |
診断コンテンツ企画制作 | 100万円〜200万円 | ロジックの複雑さ、設問数、デザイン性や専門性の高さなど |
株式会社ファン・マーケティングでも、各種Webマーケティングのコンサルティングや運用・制作代行を請け負っています。あえて明確なパッケージは作らず、企業様ごとに完全カスタマイズで施策や対応範囲をご提案するのが特徴です。Webマーケティングの外注に興味がある方はぜひお問い合わせください。まずはヒアリングをさせていただき、見積りをスピーディーにご提出します。
ここからは、一般的な外注サービス範囲と外注先選定のポイントについて、施策ごとに紹介します。

Webマーケティングコンサルを外注する場合
Webマーケティングコンサルは、Webマーケティング領域における課題を特定し、目標達成に向けた方向性を提案したり、アドバイスをしたりするサービスです。Webマーケティング領域の全体戦略に対応できる企業もあれば、特定の領域に特化した企業もあります。
サービス範囲
Webマーケティングコンサルで外注できる主な範囲は以下です。
- 競合分析
- 市場分析
- Webサイトのアクセス解析
- ターゲットインサイト分析
- 自社のサービス価値の整理
- カスタマージャーニーの作成
- 施策の方向性の設計
- WebマーケティングにおけるKPI設計
必見!外注先選定のポイント
Webマーケティングコンサルを外注する際は、実行して成果を出すところまで併走してくれるかが企業選びのポイントです。コンサルティングを外注する目的は成果を出すことであり、提案を受けることそのものではありません。だからこそ、提案されて終わりではなく、実行と効果検証までコミットしてくれる企業を選ぶことが大切です。
株式会社ファン・マーケティングは、クリエイティブ制作も対応できる強みを活かし、成果にコミットするWebコンサルティングをご提供します。特に、幅広い知見が求められる新規事業のコンサルティングを得意としています。Webマーケティングにお困りの企業様はぜひお気軽にご相談ください。
コンテンツSEOを外注する場合
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」を指します。自社サイトのコンテンツやサイト構造をより分かりやすく、より読者のニーズを満たせるように最適化することで、検索結果で上位に自社ページを表示させることを目的としています。Web上での集客施策といえます。
サービス範囲
コンテンツSEOで外注できる主な範囲は以下です。
- キーワード戦略設計、キーワード選定
- プロット作成
- 原稿作成
- 専門家キャスティングと監修
- 原稿の流し込み、公開作業
- 順位取得、分析、レポート作成
- 改善策の提案
外注先によって対応可能範囲は異なり、コンテンツSEOに必要な業務を全て対応している企業もあります。
必見!外注先選定のポイント
コンテンツSEOの外注では、安さで選ばないことが重要です。コンテンツSEOは、最新の動向を常に追いかけ、施策をアップデートする必要があります。成果を出すためにはそれなりの人的リソースが必要になるため、安過ぎる外注企業は低品質であるリスクが高まります。
株式会社ファン・マーケティングでは、高い専門知識を持ったSEOコンサルタントを筆頭に、独自研修を修了した自社ライターが多数在籍しており、高品質なサービスを提供できます。コンテンツSEOの外注をお考えの方はぜひご相談ください。

SNS運用を外注する場合
SNS運用とは、X(旧 Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSを用いたWebマーケティングのことです。SNSの普及に伴い、企業のブランディングや販売促進において、SNS運用はなくてはならない施策になっています。
サービス範囲
SNS運用で外注できる主な範囲は以下です。
- SNS戦略設計(媒体選定や媒体ごとの施策方向性の設計など)
- 通常投稿企画
- キャンペーン、スポット企画
- 投稿画像、動画作成
- 分析、レポート作成
- 改善策の提案
外注先によっては、これら全ての業務を委託することができます。なお、ツールを提供したり、内製化を支援するような企業もあります。
必見!外注先選定のポイント
SNS運用の外注は、コミュニケーションのしやすさが重要です。というのも、SNS運用で成果を出すためには、一定の投稿数が必要となるケースが多く、外注先とのやり取りも多くなるからです。できるだけコミュニケーションコストを抑える工夫をしてくれる企業や、投稿クリエイティブや企画の質が高く修正が少なくて済む企業、返信が早い企業を選びましょう。
Web広告運用を外注する場合
リスティング広告やディスプレイ広告をはじめ、Web広告運用を自社で取り組んでいる企業も多いでしょう。取り組む企業が多いからこそ、競合性が増しているため、成果を出し続けるにはより高度な知識やノウハウが求められます。成果が頭打ちになっていたり、どう改善すればよいか行き詰ったりしている企業様は、プロへの外注を検討するのがおすすめです。
サービス範囲
Web広告運用で外注できる主な範囲は以下です。
- Web広告戦略設計(媒体、ターゲティングなどの設計)
- シミュレーション作成
- 広告クリエイティブ制作
- 入稿作業
- 日々の運用(入札調整、予算管理)
- 分析、レポート作成
- 改善策の提案
必見!外注先選定のポイント
Web広告運用の外注は、予算に対するサービス内容の充実度をセットで確認するのが大切です。というのも、予算によって対応可能範囲が変わることが多いからです。具体的には、最低発注金額を設けている企業や、予算によってサービス範囲に制限を設けている場合があります(レポートは月に○回、所感を記載する場合は別途費用など)。理由は、Web広告の外注企業は、手数料(一般的に広告費の20%~25%)が儲けになるというビジネスだからです。たとえば、全体の月予算が100万円で手数料20%の場合、外注企業が得られる儲けは20万円ですが、月予算が50万円の場合は10万円です。つまり、予算が少なければ少ないほど、外注企業が得られる儲けも少なくなってしまうため、対応範囲に制限を設けることでコスト管理をしているのです。

メールマーケティングを外注する場合
メールマーケティングは、メールを用いて顧客に情報を届ける施策です。全員に同じ内容を届ける一斉配信だけでなく、顧客情報によって送付内容を出し分けるセグメントメールや、MA(マーケティングオートメーション)を使い、Web上での行動によってメールを自動配信するシナリオメールなど、具体的な施策はさまざまです。
サービス範囲
メールマーケティングで外注できる主な範囲は以下です。
- メールマーケティング戦略設計(何を目的として、誰に、どんな内容を、いつ送るかなど)
- メール制作
- 配信作業
- 分析、レポート作成
- 改善策の提案
必見!外注先選定のポイント
メールマーケティングの外注先選びで大切なのは、スピード感とWebマーケティング全体への知見の深さです。というのも、メールマーケティングで成果を出すには一定の配信本数が必要であり、戦略・実行・分析改善のスピード感が大切だからです。また、メールマーケティングの目的を売上や顧客体験の向上とする場合、メールから遷移した先のWebサイトの最適化(LPやコンテンツの最適化)も重要となります。メールだけでなく、コンテンツマーケティングやLPO(ランディングページ最適化)といった知見もある外注企業を選ぶと、成果を出しやすいでしょう。
株式会社ファン・マーケティングでも、メールマーケティングのご支援が可能です。コンテンツマーケティングやLPOの知見も踏まえ、最短で成果が出るよう併走させていただきます。気になるかたはぜひ一度お問い合わせください。
MA運用を外注する場合
MA(マーケティングオートメーション)は、見込み顧客の獲得や育成をはじめとしたWebマーケティング活動を自動化する仕組みのことです。見込み客ごとに最適なポップアップを表示させたり、閲覧しているWebページに合わせてメールを送ったりなど、パーソナライズした施策が可能です。
サービス範囲
MA運用で外注できる主な範囲は以下です。
- MAツールの選定、導入支援
- MAツールの初期設定
- MA活用の戦略設計
- 各施策の詳細設計
- 各種クリエイティブ制作
- 各施策の実装(ツールの設定)
- 分析、レポート作成
- 改善策の提案
必見!外注先選定のポイント
MA運用の外注は、戦略設計や施策設計といったコンサルティング業務以外に、クリエイティブ制作・実装までセットで対応できる企業を選ぶのがおすすめです。ユーザーが実際に触れる制作物(Webコンテンツやバナー、メールなど)に、戦略や検証の意図がしっかり反映されていることが重要だからです。特にMA運用は、戦略が高度になりがちだったり、施策も多岐にわたることが多かったりするため、戦略と制作を同じ企業が対応するほうが一貫性を保ちやすいのです。
株式会社ファン・マーケティングなら、上記挙げた全ての工程をご支援できます。社内のコンサルタント、プランナー、ライター、デザイナー、エンジニアが密に連携を取り、戦略から実行まで一気通貫で対応します。内製化のご支援をすることも可能ですので、MA運用でお困りの企業様はぜひ一度お問い合わせください。

ユーザーコミュニティ運用を外注する場合
企業が運営するユーザーコミュニティとは、ユーザー同士またはユーザーと企業が交流する場(Webサイトまたはアプリ)のことです。既存顧客とつながり続け、意見交換をしたり、ユーザー同士で疑問を解決したりできるため、ファン化施策として導入する企業が増えています。
サービス範囲
ユーザーコミュニティ運用で外注できる主な範囲は以下です。
- コミュニティツール選定、導入
- コミュニティツールの初期設定
- コミュニティルールやガイドラインの作成
- 日々の投稿監視、トラブル対応
- コミュニティ活用の戦略設計
- 各施策の詳細企画
- 各種クリエイティブ制作
- 分析、レポート作成
- 改善策の提案
必見!外注先選定のポイント
コミュニティ運用をこれから始める企業様や、導入したものの盛り上がらずに困っている企業様は、コミュニティ運用の経験が深い企業に外注するのがおすすめです。ユーザーコミュニティは、コアユーザーを作り、企業側が介入しなくても盛り上がる(交流やアクションが多く生まれる)状態にするのがコツです。一方で、交流が増えるなかでもトラブルが発生しないよう、ガイドラインを作成したり、毎日投稿監視をしたりと、コミュニティ運用ならではのノウハウが必要です。
株式会社ファン・マーケティングでも、大和ハウス工業様をはじめ、ユーザーコミュニティ運用に関する業務を請け負っています
●大和ハウス工業株式会社様のコミュニティ運用支援事例はこちら
診断コンテンツ企画制作を外注する場合
診断コンテンツとは、ユーザーが質問に答え、その回答に応じて診断結果が表示されるユーザー参加型Webコンテンツです。診断コンテンツは、そのゲーム性から潜在層にもリーチしやすいうえ、質問と回答というインタラクティブなやり取りの結果、「あなたにおすすめ」というかたちで商品やサービスを訴求できるため、CVR向上といった効果も期待できます。今流行りの診断コンテンツですが、ツールを利用して内製するほかに、外注して制作することもできます。外注する場合、診断コンテンツの費用相場は、100万円〜150万円です。
サービス範囲
診断コンテンツ制作で外注できる主な範囲は以下です。
- 診断コンテンツの企画
- 診断ロジック作成
- 質問と回答選択肢の作成
- 結果ページのコピー作成
- 専門家キャスティングと監修
- デザイン
- コーディング
必見!外注先選定のポイント
診断コンテンツを外注する際は、企画の独自性や新規性、デザイン品質をよく確認しましょう。診断コンテンツは、認知拡大やCVR向上などさまざまな効果があるため、取り組む企業が増えている流行りのコンテンツ施策です。だからこそ、ユーザーが思わずやりたくなるような、オリジナリティが高い診断コンテンツの企画制作が重要です。
株式会社ファン・マーケティングでは、診断コンテンツの企画制作を完全オリジナル、初期費用のみでご支援します。ツールを使って内製したけれどうまくいかない、ツールだとやりたいことを実現できないという企業様は、ぜひ一度株式会社ファン・マーケティングにご相談ください。

Webマーケティングを外注するメリット
Webマーケティングを外注する主なメリットは以下です
- プロの知見を活かし、より短期間で成果をあげられる
- 最新の情報を取り入れやすい
- 自社のリソースをより重要な業務に使える
外注先には、これまでの実績と経験からノウハウが溜まっています。外注するということはそれらのノウハウを踏まえた提案や実行をしてもらえるため、より短期間で効率的に成果をあげられるでしょう。また、Webマーケティング業界内には、クローズドな情報網がある場合もある(パートナー企業限定の情報提供や、招待制のイベントなど)ため、プロに外注することでそれらの情報を得られるといったメリットもあります。また、外注して空いたリソースを、ほかの重要な業務に使うことで、より生産性を高められるでしょう。

Webマーケティングを外注するデメリット
Webマーケティングを外注する際は、以下の点がデメリットとなりえます。
- 費用対効果が見合わない場合がある
- 外注先によっては、社内にノウハウが溜まりにくい
- 内製と比べ、情報漏洩のリスクが高まる
外注することで、当然費用がかかります。外注することで得られるベネフィットに対し、コストが見合わないといったことも考えられるため、外注先企業のサービス品質には十分注意しましょう。社内で既に取引があって評判がよい企業を選んだり、まずはお試しで短い期間の契約にしたりするのもおすすめです。
また、外注先企業からの情報連携が少ない場合、社内にノウハウが蓄積しにくいでしょう。一方で、最新情報の連携や分析内容を細かくしてくれる場合、むしろ効率的にノウハウを蓄積できます。定例会議の頻度やレポートの内容、情報連携の密度を確認し、外注先企業を選ぶのがおすすめです。
なお、外注して関係者が増えるということは、情報漏洩のリスクも高まってしまいます。外注先が従業員にどのような教育をしているかをはじめ、個人情報の管理体制について確認しましょう。Pマーク(プライバシーマーク)を取得していることは、1つ選定基準となります。
Webマーケティングを外注する際の流れ
Webマーケティングを外注するときの流れは以下の通りです。
- 外注する範囲を整理する
- 外注先企業を探す
- 候補企業に問い合わせる
- 外注先を決める
順番に解説します。

外注する範囲を整理する
まずは、Webマーケティングのどの範囲を外注したいのか整理しましょう。たとえば、SEOやSNSといった施策ごとなのか、Webマーケティング全体についてなのかを明確にしましょう。さらに、SEOのなかでもキーワード戦略設計のみ外注したいのか、キーワード戦略設計から記事制作まで全て任せたいのかなど、外注希望範囲をより具体的にしましょう。このように具体化することで、企業探しがスムーズになります。
外注先企業を探す
Webマーケティングを外注したい範囲が整理できたら、外注先企業を探しましょう。以下のような探し方があります。
- 検索でヒットした企業を見てみる(例:「○○ 外注」「○○ 代行」「○○ 会社」)
- セミナーに参加し、登壇企業の話を聞く
特に、外注したい領域のセミナーに参加する方法は、登壇企業の話を実際に聞けるのでおすすめです。まずはセミナーを見つけ、申込をしましょう。
候補企業に問い合わせる
外注先としてよさそうな企業を見つけたら、問い合わせましょう。問い合わせをすると、電話やメールで要件を確認されたあと、打ち合わせを打診されるのが一般的な流れです。外注したい範囲や背景を伝えつつ、サービス内容を説明してもらいましょう。打ち合わせ後は、見積書や提案書を作成してもらいます。
外注先を決める
見積書と提案書がそろったら、外注先を決めましょう。次の見出しで、外注企業選定で押さえるべきポイントを詳しく解説します。
Webマーケティングの外注先を選ぶポイント
Webマーケティングの外注のご依頼をいただく株式会社ファン・マーケティングが考える、企業選びのポイントは下記です。
- コミュニケーションの取りやすさ・対応スピード
- 発注後の体制(担当者)
- 提案書の品質とこれまでの実績・事例
- 要望に対する柔軟性
- 要望への理解度
- ヒアリングのていねいさ
- 対応範囲
- 価格
なかでも、特に重要だと考える3つについて、詳しく解説します。
コミュニケーションの取りやすさ・対応スピード
Webマーケティングは、技術進歩や社会情勢に大きく左右されることもあり、目まぐるしく変化します。さらに、「これをやれば絶対に成果が出る」といった普遍解はないため、検証を続けながら常に新しいことに取り組む必要があります。外注といえど密に連携を取り、スピーディーに施策を実行できるかが、成果を左右します。だからこそ、コミュニケーションの取りやすさや対応の速さが重要です。
発注後の体制(担当者)
盲点になりがちなのですが、発注後にどのような体制で、どんな担当者がついてくれるのか確認しましょう。発注までの対応を評価して外注先を選んでも、発注後は担当者が変わって対応の品質にギャップがあったというケースはよくあります。心配な場合は、初回の打ち合わせで外注先選定において担当者や体制を重視している旨を伝えるとよいでしょう。思いを汲んでくれる企業であれば、発注前から担当者をアサインしてくれたり、顔合わせしてくれたりします。
提案書の品質とこれまでの実績・事例
提案書には、外注する企業のサービス品質が反映されます。要望をしっかり理解しているか、要望に対する提案に納得感があるか、外注することで期待している成果が出そうかといった点を確認しましょう。また、これまでの実績や事例を確認するのも大切です。数値的な成果をしっかり出していたり、同業界の実績が豊富な企業を選んだりすると安心でしょう。なお、事情によりホームページに掲載できない事例がある場合もあるため、候補企業に直接問い合わせるのがおすすめです。
パートナーとして信頼できるWebマーケティングの外注先を探そう!

ここまで、外注できるWebマーケティング施策や外注先企業選定のポイントなどについて解説しました。Webマーケティングは、高度な知識が必要だからこそ、プロに外注することで効率的に成果をあげられる可能性があります。
一方で、外注先企業選びを間違えると、無駄なコストや労力がかかってしまいます。パートナーとしてふさわしいかどうか、じっくり選定しましょう。また、発注後に違和感を感じたり、期待していた対応をしてもらえなかったりする場合は、外注企業の再選定も視野に入れましょう。Webマーケティング支援の会社は多くあるため、不満を抱えてまで1社にこだわる必要はありません。
株式会社ファン・マーケティングでは、「企業のファンを育成する」をミッションに、Webマーケティング全般の支援をしています。満足度の高さから継続率が高く、10年以上のお付き合いをしているケースも多くあります。Webマーケティングのパートナーをお探しの企業様は、ぜひ一度お問い合わせください。具体的な相談でなくても、情報提供や壁打ちからご支援させていただきます。